カラーやパーマを繰り返すうちに、髪のパサつきやごわつきが気になってきた──そんな悩みを抱える方に注目されているのが、ヘアケア成分「ヘマチン」です。美容室でも取り入れられることが増えてきたこの成分は、ダメージを受けた髪をやさしくいたわりながら、カラーの色持ちにも嬉しい働きが期待できると話題になっています。
この記事では、ヘマチンの基本的な特徴から選び方、そしてAmazonや楽天で手に入るおすすめのシャンプー・トリートメントまで、まるごとご紹介します。毎日のヘアケアに取り入れるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
ヘマチンとは?注目されるヘアケア成分の基本
ヘマチンとは、動物の血液中に含まれるヘモグロビンを化学的に分離して得られる成分です。ヘモグロビンは「グロビン」というタンパク質と「ヘマチン」という色素部分から構成されていますが、このうちヘマチンだけを取り出して化粧品原料として活用しています。
ヘマチンの大きな特徴は、髪の主成分であるケラチンと結びつきやすい性質を持っていること。グロビンと分離されたヘマチンは不安定な状態にあり、グロビンと似た分子構造を持つケラチンと結合しようとする性質があります。髪の約90%はケラチンで構成されているため、ヘマチンは髪にしっかりと吸着し、内側からサポートしてくれるのです。
この性質こそが、ヘマチンがヘアケア成分として高く評価されている理由です。見た目は黒っぽい液体で少し驚くかもしれませんが、それは天然の色素成分に由来するもの。髪や頭皮へのやさしさにこだわったアイテムに多く配合されています。
ヘマチンが髪にうれしい4つの理由
1. ダメージを受けた髪の補修をサポート
ヘマチンは髪のケラチンと結合することで、キューティクルが傷んだ部分を補修する働きが期待できます。カラーやパーマ、日々のドライヤーやアイロンの熱で傷んだ髪に、内側からアプローチ。指通りのよい、なめらかな手触りを目指すことができます。
特にヘマチンと加水分解ケラチンが一緒に配合されたアイテムは、ダブルの補修力でより充実したケアが叶うとして、サロンでも人気が高まっています。
2. ヘアカラーの色持ちをサポート
せっかく染めたヘアカラー、できるだけ長くきれいな色を楽しみたいですよね。ヘマチンには、カラー剤の中で酸化しきれなかった染料をさらに酸化重合させる働きがあるとされています。これにより染料の分子が大きくなり、髪の内部から流出しにくくなることで、色持ちのサポートが期待できます。
カラー直後のシャンプーやトリートメントにヘマチン配合アイテムを取り入れることで、美しい髪色をより長くキープしやすくなるでしょう。
3. パーマ・カラー後の残留アルカリにアプローチ
パーマ液やカラー剤に含まれるアルカリ成分は、施術後も髪の内部に残りやすく、これがダメージ進行の一因になることがあります。ヘマチンにはこの残留アルカリを中和する働きがあるとされ、施術後の髪のコンディションを整えるのに役立つと注目されています。
美容室でカラーやパーマの後処理としてヘマチンが使われることが増えているのも、この理由からです。ホームケアでも取り入れることで、サロン帰りのような仕上がりを自宅で再現しやすくなります。
4. エイジングケアとしての活用
年齢とともに変化する髪質に対して、ヘマチンは抗酸化作用を持つ成分としても注目されています。紫外線や日常的なストレスから発生する活性酸素に対して働きかけ、髪と頭皮の環境を整えることが期待できます。
ハリやコシが気になり始めた方、髪のボリュームダウンが気になる方にとって、毎日のシャンプーやトリートメントにヘマチン配合のアイテムを選ぶことは、手軽に始められるエイジングケアのひとつといえるでしょう。
ヘマチン配合シャンプー・トリートメントの選び方
成分表示でヘマチンの配合順位をチェック
化粧品の成分表示は、配合量の多い順に記載されるルールになっています。つまり、成分表の上位にヘマチンが記載されているほど、配合量が多いと判断できます。パッケージの裏面やネットショップの商品詳細をチェックするときは、この順番を意識してみましょう。
洗浄成分にも注目
毎日使うシャンプーだからこそ、ベースとなる洗浄成分も重要です。アミノ酸系洗浄成分やベタイン系(両性イオン系)洗浄成分が主体のシャンプーは、頭皮や髪への負担が少なく、ヘマチンの良さを活かしやすいのでおすすめです。
成分表示の先頭付近に「ココイルグルタミン酸TEA」「ラウロイルメチルアラニンNa」「コカミドプロピルベタイン」などの記載があれば、マイルドな洗い上がりが期待できます。
一緒に配合されている成分にも着目
ヘマチンの働きをさらに引き出すために、加水分解ケラチンや植物エキスなどの保湿・補修成分が一緒に配合されているアイテムを選ぶのもポイントです。複数の成分が組み合わさることで、より充実したヘアケアが叶います。
使い続けやすい価格帯を選ぶ
ヘマチンは原料コストが比較的高い成分のため、配合されたシャンプーやトリートメントもやや高価格帯になりがちです。しかし、最近ではドラッグストアで手に入る手頃な価格帯の商品も増えてきました。継続して使うことが大切なので、無理なく続けられる価格帯のアイテムを選ぶことも重要です。
おすすめのヘマチン配合シャンプー
ここからは、Amazon・楽天などの通販サイトでも購入できる、ヘマチン配合の人気シャンプーをご紹介します。
haru kurokami スカルプシャンプー
100%天然由来の素材だけで作られたアミノ酸シャンプーです。ヘマチンに加え、33種のエイジングケア成分を配合。リンス・コンディショナー不要のオールインワンタイプなので、時短ケアにもぴったり。泡立ちが良く、柑橘系のやさしい香りも人気のポイントです。頭皮ケアとヘアケアを同時に叶えたい方におすすめの一本です。
DRH+ スカルプシャンプー
ドラッグストアでも購入できるコスパの高さが魅力のヘマチン配合シャンプーです。黒っぽい液体が特徴的で、ヘマチンが高配合されていることがわかります。地肌環境を整える植物エキスもふんだんに配合されており、手頃な価格でエイジングケアを始めたい方にうってつけ。400mlの大容量サイズもあり、毎日使いにちょうどよいボリュームです。
サンコール R-21 シャンプーEX
美容室専売品として知られるサロン品質のシャンプーです。PPT(ケラチン系)界面活性剤を採用し、洗いながら髪を補修するという発想が特徴。ヘマチンによるカラーの色持ちサポートに加え、21種類の植物美容エキスがうるおいとツヤを与えます。カラーやパーマを繰り返す方に特に評価の高いアイテムです。
マイブースターズ ヘマチン ブースターシャンプー
シャンプーにヘマチンを1%配合した注目の新しいブランドです。同シリーズのブースターミストにはヘマチンを5%配合しており、ライン使いすることでより集中的なケアが可能。ダメージ補修やカラーケアはもちろん、根元はふんわり、毛先はまとまるという仕上がりを目指せます。口コミサイトでも高評価を獲得している人気アイテムです。
ロオナ ジャンティ シャンプー
ヘマチンと9種類のハーブエキスを配合した、カラー後の髪に最適なシャンプーです。カラーリングによるダメージと色落ちの両方にアプローチ。ハーブのナチュラルな香りに包まれながら、心地よいバスタイムを楽しめます。頻繁にカラーチェンジを楽しむおしゃれ好きな方にぴったりの一本です。
おすすめのヘマチン配合トリートメント
シャンプーと合わせて使いたい、ヘマチン配合のトリートメントもチェックしましょう。
ナプラ ケアテクトHB カラートリートメント
サロン向けブランド「ナプラ」が手がける、ヘマチン配合のノンシリコントリートメントです。カラーケアに特化した処方で、染めたての鮮やかな色を長く保つサポートをしてくれます。250gで手に取りやすい価格帯も魅力。Amazonでも安定した人気を誇るロングセラーアイテムです。髪と頭皮にやさしいノンシリコン処方も嬉しいポイントです。
メイコー化粧品 ヘマチン ケラチン配合トリートメント
ヘマチンとケラチンをダブルで配合したトリートメントで、シャンプーとセットで使えるのが特徴です。ホワイトティーのやさしい香りが広がり、バスタイムをリラックスした時間に変えてくれます。エイジングケアを意識した処方で、年齢による髪質の変化が気になり始めた方にもおすすめ。400gの大容量でたっぷり使えます。
DRH+ スカルプトリートメント
シャンプーと同じくDRH+シリーズのトリートメントで、ライン使いでさらに充実したケアが期待できます。ヘマチンをはじめとする補修成分が髪に浸透し、指通りなめらかな仕上がりに。ドラッグストアで気軽に購入できるため、初めてヘマチン製品を試してみたいという方のエントリーアイテムとしてもぴったりです。
エポ プレミアムヘマチン
ヘマチンを高濃度で配合した原液タイプの美容液です。シャンプー後の髪にスプレーするだけの手軽さが人気。インバスでもアウトバスでも使えるマルチタイプで、普段のトリートメントにプラスする使い方もおすすめです。プロ仕様・サロン仕様のクオリティを自宅で体験できるアイテムとして、通販サイトでも高い評価を得ています。
ヘマチン配合アイテムの効果的な使い方
シャンプーの場合
ヘマチン配合シャンプーは、しっかりと泡立ててから頭皮と髪全体になじませるのがポイントです。泡の状態で1〜2分ほど置いてから洗い流すと、ヘマチンが髪に浸透しやすくなります。ゴシゴシこすらず、やさしくマッサージするように洗いましょう。
トリートメントの場合
シャンプーの後、毛先を中心にトリートメントをなじませ、3〜5分ほど放置してから洗い流します。蒸しタオルで髪を包むとさらに浸透力がアップ。週に2〜3回のスペシャルケアとして取り入れるのもよいでしょう。
原液美容液の場合
ヘマチン原液タイプは、シャンプー後のタオルドライした髪にスプレーまたは塗布して使います。その後、通常のトリートメントを重ねると、ダブルの補修効果で髪のコンディションがさらに整いやすくなります。
ヘマチンに関するよくある疑問
ヘマチンは毎日使っても大丈夫?
ヘマチンはヘアケア成分として多くのシャンプーやトリートメントに配合されており、毎日のケアに取り入れても問題ないとされています。むしろ継続して使うことで、髪のコンディションが整いやすくなるでしょう。
ヘマチン配合アイテムは黒っぽいけど髪が染まらない?
ヘマチン自体は暗褐色〜黒色をしていますが、髪を染める成分ではありません。シャンプーやトリートメントに配合されている濃度では、髪色が変わる心配はありませんのでご安心ください。タオルや浴室への色移りもほとんどありません。
ヘマチンのデメリットはある?
ヘマチンの主なデメリットは、原料コストが高いため商品価格がやや高くなりやすい点です。ただし、最近ではドラッグストアで購入できるお手頃な価格帯のアイテムも増えてきており、以前に比べて格段に取り入れやすくなっています。
カラーやパーマをしていなくても使える?
もちろんです。ヘマチンの髪への働きはカラー・パーマをしている方だけに限られたものではありません。紫外線やドライヤーの熱によるダメージケア、年齢に応じたエイジングケアとしても幅広く活用できます。
まとめ
ヘマチンは、髪の主成分であるケラチンと結びつきやすい性質を持つ、注目のヘアケア成分です。ダメージ補修やカラーの色持ちサポート、残留アルカリへのアプローチ、そしてエイジングケアまで、幅広い悩みに寄り添ってくれます。ドラッグストアで買えるお手頃なものからサロン品質のアイテムまで選択肢が広がっているので、自分の髪質や悩みに合った一本を見つけて、毎日のヘアケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ヘマチンとは?髪への働きとおすすめシャンプー・トリートメントを徹底解説をまとめました
ヘマチンは動物の血液由来の天然成分で、髪のケラチンと結合して内側から補修をサポートします。カラーの色持ちを助けたり、パーマ・カラー後の残留アルカリに働きかけたりと、多面的な魅力を持つ成分です。haru kurokamiスカルプやDRH+、サンコール R-21、ナプラ ケアテクトHBなど、Amazon・楽天で購入できるアイテムも豊富に揃っています。シャンプーやトリートメント、原液美容液など、自分のライフスタイルに合った形で取り入れることで、毎日のヘアケアがより充実したものになるでしょう。まずは気になるアイテムをひとつ試してみることから始めてみてください。











