毎日のヘアケアで使うシャンプーは、髪や頭皮の状態を左右するとても大切なアイテムです。近年は自然素材にこだわった「オーガニックシャンプー」への注目が高まり、ドラッグストアや通販サイトでもさまざまなブランドが手に入るようになりました。ただ、種類が豊富なぶん「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。この記事では、ヘアケア好きの読者に向けて、オーガニックシャンプーの基本知識・選び方のコツ・人気ブランドを丁寧にまとめました。
オーガニックシャンプーとは?基本の知識
オーガニックシャンプーとは、農薬や化学肥料を使わずに栽培された植物成分を配合したシャンプーのことです。有機栽培のハーブ・フルーツ・花などから抽出したエキスやオイルを採用し、人工的な香料・着色料・石油系の成分を極力排除しているのが一般的な特徴です。
ただし、日本には化粧品に対する国としての明確なオーガニック認証制度がなく、有機栽培の植物成分がひとつでも配合されていれば「オーガニックシャンプー」と名乗ることが可能です。そのため、本物志向のアイテムを選びたいなら成分表示のチェックが欠かせません。海外製品の場合は「ECOCERT」「USDA」「COSMOS」などの認証マークが付いているものが、第三者機関の審査をクリアした信頼度の高い製品となります。
オーガニックシャンプーが選ばれる理由
オーガニックシャンプーが支持されるのは、髪や頭皮にやさしい成分設計を意識して作られているものが多いからです。とくに、合成香料・合成着色料・石油系洗浄成分などを避けた処方は、敏感肌や肌ゆらぎが気になる方にも使いやすい傾向があります。
また、植物由来の香りはアロマのようにリラックス感をもたらし、バスタイムの気分をぐっと高めてくれます。毎日のシャンプーがちょっとしたセルフケアタイムに変わるのも、オーガニック系アイテムの魅力です。さらに、環境に配慮した製造プロセスやパッケージを採用しているブランドが多く、サステナブルな消費を楽しめる点も人気の理由といえるでしょう。
オーガニックシャンプーの選び方5つのポイント
1. 自分の髪質・悩みに合わせる
まずは自分の髪質を知ることが出発点です。乾燥してパサつきやすい方、うねりやくせ毛が強い方、ボリュームが出にくい方、頭皮のベタつきが気になる方では選ぶべきタイプが変わります。乾燥毛にはしっとり系、細い髪にはふんわり系、くせ毛にはまとまり系など、悩みに寄り添った設計のシャンプーを選びましょう。
2. 洗浄成分を確認する
オーガニックシャンプーでよく使われる洗浄成分は、アミノ酸系やベタイン系などのマイルドタイプです。代表的なものには「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「コカミドプロピルベタイン」などがあります。やさしい洗い上がりで泡立ちも程よく、デリケートな頭皮環境にもなじみやすい処方です。
3. 配合されている植物成分をチェック
ホホバ種子油・アルガンオイル・シアバター・オリーブ果実油などは、髪にうるおいとツヤを与える人気の植物由来成分です。ローズマリー葉・カミツレ花・ローマカミツレ花・ラベンダー・ユーカリなどのハーブエキスは、頭皮をすっきり整えたいときに選びたい原料。成分表の上位に植物エキスがあるかどうかを確認すると、こだわり設計のシャンプーかどうかが見えてきます。
4. 香りで選ぶ
オーガニックシャンプーは合成香料を使わず、精油(エッセンシャルオイル)で香り付けしているものが多いのが特徴です。柑橘系・フローラル系・ハーブ系・ウッディ系など、好みやその日の気分で香りを選ぶのも楽しみのひとつ。香りの強さは時間とともに落ち着くため、実際の店頭でテスターを確認できるとイメージしやすいでしょう。
5. 続けやすい価格帯・パッケージで選ぶ
こだわった原料を使っている分、オーガニックシャンプーは一般的なシャンプーよりやや高価格帯のものも多いです。毎日使うものだからこそ、無理なく続けられる価格帯を選ぶことが大切。詰め替え用が用意されているブランドなら、コスト面でも環境面でも優しい選択になります。
こんな髪悩みにおすすめ!タイプ別オーガニックシャンプー選び
オーガニックシャンプーにもさまざまなタイプがあります。髪の悩みに合わせて、自分にぴったりの1本を見つけましょう。
- 乾燥・パサつきが気になる方:アルガンオイル・シアバター・ホホバオイルなど、保湿・エモリエント系の植物オイルを配合したアイテムが向いています。
- 頭皮のベタつきが気になる方:ローズマリー・ユーカリ・ミント系のハーブエキス、すっきり系の洗浄成分を使ったシャンプーがおすすめ。
- カラーやパーマを楽しむダメージ毛の方:アミノ酸系の穏やかな洗浄成分と、加水分解ケラチン・コラーゲンなどの補修系成分を組み合わせたタイプ。
- 細くてボリュームが出にくい方:ノンシリコン処方でふんわり仕上がるもの、または軽めのテクスチャーのシャンプーが使いやすいです。
- 香りや使用感でリラックスしたい方:天然精油をブレンドした香り豊かなタイプがおすすめ。
編集部注目のオーガニックシャンプーおすすめブランド
ここからは、通販でも手に入りやすい人気のオーガニックシャンプーをピックアップしてご紹介します。国産・海外ブランドを織り交ぜ、特徴や向いている髪質にも触れますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ジョンマスターオーガニック
1994年にアメリカ・ニューヨークで誕生したオーガニックヘアケアブランド。有機認証機関の基準に準じた製品づくりにこだわり、世界中で支持されているロングセラーです。ラベンダーやローズマリー、シトラスなど精油のブレンドによる香りも個性的で、バスタイムが華やぐと評判。ラインアップが豊富で、しっとりタイプ・ボリュームアップタイプなど髪質に合わせて選べます。高級感のあるパッケージでギフトにも人気です。
ALLNA ORGANIC(オルナ オーガニック)
サロン品質と手に取りやすい価格帯を両立した国産ブランド。アミノ酸系の洗浄成分をベースに、複数の植物エキスやオイルを組み合わせた優しい処方が特徴です。シリーズ累計販売数が200万個を超える人気ぶりで、通販サイトでも常連の上位ランクイン商品。シャンプーとトリートメントをセットで揃えやすく、ラインで使うことでまとまりの良い仕上がりが期待できます。香りはフローラル系でリラックスできるタイプ。
ハーバルリーフ オーガニックシャンプー
国産オーガニックにこだわった人気ブランド。無添加処方を徹底し、合成香料・着色料・シリコン・パラベン・鉱物油などを使用しない設計が特長です。ラベンダーやオレンジ、ローズマリーといった植物成分の香りがふんわり広がり、シャンプー中もリラックスできると好評。モンドセレクション金賞の受賞歴もあり、通販ランキングでも上位を獲得した実績があります。しっとりタイプで、乾燥毛や大人のエイジングケア(年齢に応じた手入れ)を意識する方にも選ばれています。
アロマキフィ オーガニックシャンプー
ドラッグストアでも手に取りやすい価格帯ながら、植物由来成分90%以上の処方で人気の国産ブランド。モイスト・ダメージリペア・スムースなど髪悩みに合わせてタイプが分かれており、自分に合った1本を選びやすいのが魅力です。ラベンダー&ゼラニウム、ローズマリー&ミントなど、精油の組み合わせによる香りの種類が豊富。手頃な価格なのでオーガニックシャンプー初心者の1本目としてもおすすめです。
ハーバニエンス オーガニックシャンプー
国産にこだわったノンシリコン×アミノ酸系の処方で知られるブランド。植物エキスをたっぷり配合したリッチな使い心地で、きしみにくい洗い上がりが特徴です。ボトルデザインもナチュラルで洗練されており、バスルームに置くだけで空間がぐっとおしゃれに。通販サイトでも高評価レビューが目立ち、継続利用している愛用者が多いブランドです。
ヴェレダ オーガニックシャンプー
スイス発、90年以上の歴史を誇るオーガニック&ナチュラルコスメブランドの代表格。有機栽培のハーブやオイルにこだわった処方で、世界中のナチュラル志向のユーザーに支持されています。頭皮のすっきり感を重視したオートミルクタイプや、ダメージ毛向けのナチュラルオイルタイプなど、髪の状態に合わせてセレクト可能。香りも植物由来で優しく、毎日のバスタイムを上質にしてくれます。
レベナ オーガニック リファイニング スカルプシャンプー
「植物のヒアルロン酸」とも呼ばれるシロキクラゲ多糖体を配合した、頭皮ケアを意識したオーガニックシャンプー。アミノ酸系の洗浄成分をベースに、保湿系の植物成分をバランスよく配合しており、頭皮と髪をしっとりやさしく洗い上げます。忙しい毎日でも丁寧にヘアケアをしたい、大人世代からの支持が厚い1本。香りは上品なフローラル系で、リラックスタイムにぴったりです。
LOGONA(ロゴナ)
ドイツ発祥のナチュラル&オーガニックブランドで、ヨーロッパの自然派認証に対応した処方づくりに定評があります。植物エキスや精油を贅沢に配合したシャンプーはラインアップが豊富で、髪のうるおいを守りながらやさしく洗えるのが魅力。ボリュームアップ・モイストリペア・シーバックソーンなど、髪質や目的別に選びやすい構成になっています。海外ブランドならではの世界観ある香りも人気のポイントです。
スカルプD ボーテ ナチュラスター スカルプシャンプー
頭皮ケアシャンプー市場で定番的な位置を占めるブランドが手がける、ナチュラル処方のライン。女性の頭皮環境に着目した設計で、アミノ酸系の洗浄成分と複数の植物エキスを組み合わせ、頭皮をすっきりしつつも乾燥させすぎない使い心地を目指しています。ノンシリコン処方でありながら指通りの良さも両立。頭皮ケアとオーガニック志向の両方を叶えたい方にぴったりです。
オーガニックシャンプーをより効果的に使うコツ
シャンプー前のブラッシング&予洗いを丁寧に
シャンプー前にブラッシングでほこりや絡まりを取り除き、ぬるま湯でしっかり予洗いをすることで、汚れの大半を落とせます。予洗いを丁寧に行うことで、シャンプーが少量でもしっかり泡立ち、摩擦ダメージを減らせるのもメリットです。
泡をしっかり立ててから頭皮にのせる
オーガニックシャンプーはマイルドな洗浄成分のものが多いため、泡立てネットや手のひらでしっかり泡立ててから使うのがコツ。泡をクッションにして、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗うと、汚れをすっきりオフできます。
すすぎは時間をかけて
シャンプー剤が頭皮に残ると、ベタつきやかゆみの原因になることがあります。「洗う時間の2倍」を目安に、すみずみまで丁寧にすすぎましょう。生え際・耳の後ろ・襟足などは残りやすい部分なので、意識してお湯を当ててください。
ドライヤーでしっかり乾かす
濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、摩擦や熱に弱くなっています。タオルドライで水分をやさしく吸い取り、アウトバストリートメントをなじませてからドライヤーをかけましょう。根元から毛先に向かって風を当てることで、まとまりとツヤのある仕上がりになります。
オーガニックシャンプーに関するよくある疑問
毎日使っても大丈夫?
基本的にはオーガニックシャンプーも毎日の使用を前提に設計されています。マイルドな処方が多いため、デリケートな頭皮の方や毎日洗いたい方にもなじみやすいのが特長。ただし、季節や体調によって頭皮の状態は変わるため、洗い上がりが乾燥気味と感じたら保湿系のトリートメントを組み合わせましょう。
最初はきしみやすいって本当?
ノンシリコン処方のオーガニックシャンプーは、使い始めにきしみを感じることがあります。これは、シリコン入りシャンプーでコーティングされていた髪が本来の状態に戻る過程で起こりやすい現象です。トリートメントやアウトバスオイルを併用することで、徐々にまとまりの良い髪へと整いやすくなります。
家族で一緒に使える?
合成香料や着色料を抑えたマイルドな処方のものが多いため、家族でシェアしやすいのもオーガニックシャンプーの魅力です。大人向けの処方をベースにしたアイテムが中心なので、小さなお子さん用には子ども向けの専用品を別途用意する方が安心でしょう。
まとめ
オーガニックシャンプーは、植物由来の成分にこだわった処方で、髪と頭皮にやさしいヘアケアを叶えてくれる心強いアイテムです。選ぶ際は、認証マーク・洗浄成分・植物エキスの種類・香り・価格など、自分のライフスタイルや髪の悩みに合わせて複数のポイントを総合的にチェックしましょう。毎日のシャンプータイムを、心地よい香りと自然のめぐみでちょっと贅沢なセルフケアの時間に変えてみませんか?
オーガニックシャンプーの選び方とおすすめブランド完全ガイド
今回は、オーガニックシャンプーの基礎知識から選び方のポイント、髪悩みに合わせたタイプ別のおすすめ、注目の人気ブランド、使いこなしのコツまでを幅広くご紹介しました。自分の髪質に合った1本を見つけて丁寧にケアを続けることで、ツヤやまとまりのある美しい髪へ近づいていけます。お気に入りのオーガニックシャンプーで、毎日のヘアケアをより豊かなものにしていきましょう。










