サロン帰りのようなツヤとまとまりを、自宅でも手軽に楽しみたい。そんな声に応えるのが、プロ向けメーカーとして知られるミルボンの人気ライン「ジェミールフラン(jemile fran)」です。検索では「ミルボン ジェミー ルフラン」と表記されることもありますが、正しくはジェミールフラン。ここでは、シャンプーからスタイリング剤まで幅広いラインナップの違いと選び方を、髪質・仕上がり別に整理してご紹介します。
この記事のポイント
- ジェミールフランは「楽してキレイを楽しむ」がコンセプトのヘアケア&ヘアメイクアップブランド
- シャンプーは軟毛向け「ハート」、普通〜硬毛向け「ダイヤ」、熱でツヤを出す「ヒートグロス S/M/J」がある
- 洗い流さないトリートメント「メルティバター バーム」は夜のまとまりを翌朝までキープしやすい
- スタイリングはツヤ系「グロス」、動き系「クリーム」など仕上がりで選べる
- 選ぶ軸は「髪質」と「なりたい仕上がり」の2つ
ジェミールフランとはどんなブランド?
ジェミールフランは、仕事に恋にと忙しい毎日を送る女性の「楽してキレイを楽しむ」を叶えることをテーマにしたシリーズです。特徴は大きく2つの軸で構成されている点にあります。ひとつは、洗って乾かすだけで思いどおりの手触りへ導くヘアケアシリーズ。もうひとつは、いつもの雰囲気をパッと変えられるヘアメイクアップ(スタイリング)シリーズです。
ケアとスタイリングを同じ発想で組み合わせられるため、シャンプーで土台を整え、仕上げのスタイリング剤で質感をコントロールする、という一連の流れが作りやすいのが魅力です。忙しい朝にできるだけ手間をかけたくない人ほど、シリーズでそろえる意味が出てきます。
「時間をかけずに、それでもきちんと整った印象にしたい」――そんな時短×質感のニーズにフィットするのがジェミールフランの立ち位置。スタイリングが苦手な人でも扱いやすい設計になっています。
キーワードは「熱でツヤを出す」ヒートグロス発想
ジェミールフランを語るうえで外せないのが、ドライヤーの熱を味方につけるという考え方です。髪を乾かす行為はどうしても毎日発生しますが、その熱をツヤづくりのきっかけに変えてしまおう、という発想がシリーズ全体に流れています。
髪の内部にうるおいをためこむ力を持つ微細なヒアルロン酸と、その状態を保ちやすくするタンパク質CMADKの組み合わせが、髪の内側から満たし、外側はしなやかで光沢のある質感へ導くとされています。乾かすたびに手触りが整っていく感覚は、毎日のドライヤータイムが少し楽しみになるポイントです。
ヒートグロスの合言葉は「乾かすたびにツヤが育つ」。特別な工程を足すのではなく、いつものドライヤーをそのまま活かせるので続けやすいのが強みです。
シャンプーの選び方|髪質で3タイプに分かれる
ジェミールフランのシャンプーは、髪の太さ・硬さと求めるツヤ感で選ぶのが基本です。大きく「ハート」「ダイヤ」「ヒートグロス(S/M/J)」の系統に分かれます。まずは自分の髪質を思い浮かべながら見ていきましょう。
| タイプ | 向いている髪質 | 仕上がりの傾向 |
|---|---|---|
| シャンプー ハート | 軟毛・毛量が少なめ | ふんわり軽やか |
| シャンプー ダイヤ | 普通〜硬毛・広がりやすい | しっとりまとまり |
| ヒートグロス S | 軟毛・毛量少なめ | さらさら軽め+ツヤ |
| ヒートグロス M | どんな髪質にも | なめらかバランス |
| ヒートグロス J | 硬毛・クセ毛・乾燥しやすい | しっとり高保湿+ツヤ |
ジェミールフラン シャンプー ハート/ダイヤ
ベーシックな2タイプは、髪の質感で選び分けます。ハートは軟毛や毛量が少なめの人向けで、ふんわりとした軽さを残しながら地肌までさっぱり洗い上げたい人に向いています。一方のダイヤは普通〜硬毛や広がりやすい髪向けで、しっとりとしたまとまりを重視したい人におすすめです。
香りはやさしくリラックス感のあるピオニー(芍薬)系。バスタイムの気分を上げてくれる要素として、リピートの決め手に挙げる声も少なくありません。「乾かした後の手触りが軽くなった」「まとまりやすくなった」と評価されており、日常使いのベースとして選びやすいラインです。
迷ったときの目安:髪がぺたんとしやすい→ハート/広がって扱いづらい→ダイヤ。まずはこの基準で選ぶと失敗しにくいです。
ジェミールフラン ヒートグロス シャンプー S・M・J
ツヤ感をより重視するならヒートグロスライン。ドライヤーの熱に反応して質感を整える設計で、S・M・Jの3種で配合と仕上がりが変わります。
- S(シルキー):シルキーアミノ配合でさらさらの土台へ。ヒートグロスの中でも泡立ちやすく、軟毛や毛量少なめの人に。可憐なイノセントピオニーの香り。
- M(メロウ):メロウアミノ配合でなめらかな手触り。どんな髪質にも合わせやすい万能タイプで、迷ったらここから。フェミニンなロマンティックピオニーの香り。
- J(ジューシー):ジューシーアミノに天然保湿因子PCAを組み合わせ、みずみずしくしっとり。硬毛・クセ毛や乾燥が気になる人に。
「さらさら軽めならS」「なめらかバランスならM」「しっとり高保湿ならJ」と覚えておくと、選ぶときにスッと判断できます。
トリートメントも髪質で合わせる
シャンプーとセットで使いたいのがトリートメント。ヒートグロスと同じS・M・Jの考え方でそろえられるほか、普通〜硬毛向けの「ジューシーグロッシー」なども展開されています。基本はシャンプーと同系統でそろえると、質感の方向性がぶれず狙った仕上がりに近づきやすくなります。
ジェミールフラン ヒートグロス トリートメント S・M・J
ヒートグロス トリートメントは、ドライヤーの熱を活かしてツヤと手触りを整えるアイテム。S=軽めのさらさら、M=バランス型、J=しっとり高保湿と、シャンプー同様の指標で選べます。とくにMは幅広い髪質に合わせやすく、家族で共有する一本としても選ばれています。
使い方のコツ:トリートメント後は軽く水気を切り、ドライヤーで根元→毛先の順に乾かすと、熱を活かした質感が出やすくなります。毛先は最後にやさしく握るように整えると◎。
洗い流さないトリートメントの主役「メルティバター バーム」
ジェミールフランを語るうえで人気が高いのが、洗い流さないトリートメントのメルティバター バームです。2種類の植物性バターを配合し、ドライヤーの熱で溶け、常温で冷えて固まるという性質を活用。夜に整えたまとまりを、翌朝までキープしやすいのが最大の特徴です。
ジェミールフラン メルティバター バーム
タオルドライ後の髪に、長さに合わせた量をなじませてから乾かすのが基本の使い方。目安の量は、ショートでパール0.5個分、ミディアムでパール1個分、ロングでパール1.5個分です。手のひらで温めて溶かし、毛先中心に内側からなじませ、ドライヤーで根元から全体、最後に毛先へと乾かしながら形を整えます。
乾いた髪に使えば、ツヤと束感のあるウェットな質感のスタイリング剤としても活躍。固まりすぎずなじみやすいので、「スタイリング剤をうまく使いこなせない」という人でも扱いやすいと評価されています。パサつきが気になる毛先のまとまりづくりにも向いています。
1本で二役:夜はケアとして、朝はスタイリングとして。忙しい日ほど「乾かすだけでまとまる」感覚が助かる、という声が多い定番アイテムです。
なりたい質感で選ぶスタイリングシリーズ
仕上げのスタイリング剤は、「セット力」と「軽さ」の2軸で選ぶと分かりやすくなります。ツヤ重視かマット寄りか、動きを出したいかまとめたいか、をイメージして選びましょう。
| アイテム | 得意な仕上がり | こんな人に |
|---|---|---|
| グロス | ふんわり感+自然なツヤ | 作り込みすぎない質感が好み |
| クリーム/クリーム+ | ラフな毛流れ・動き | くっきりした束感を出したい |
| ジェルクリーム プラス | ツヤ+しっかりセット | 重ためでキープ力重視 |
ジェミールフラン グロス
グロスは、作り込みすぎない自然なツヤとふんわり感が持ち味。かっちり固めずにやわらかい動きを残したい人に向いています。ナチュラルな質感が好きな人、ゆるっとしたスタイルを日常的に楽しみたい人に選ばれています。
ジェミールフラン クリーム
クリーム系は、根元からのラフでくっきりした毛流れをつくりやすいアイテム。とくに「クリーム+」はセット力が高めで、動きを出したいスタイルと好相性です。パサつきがちな毛先にまとまりとツヤを与えつつ、動きも表現したいときに活躍します。
選び分けの目安:ツヤ×ナチュラル→グロス/動き×束感→クリーム。重ためでしっかりキープしたいときはジェルクリーム プラスを候補に。
シリーズでそろえるメリット
ジェミールフランは、シャンプー・トリートメント・洗い流さないトリートメント・スタイリングまで一貫してそろえられるのが強みです。ケアとスタイリングの方向性をそろえることで、狙った質感に近づきやすくなり、朝のセットも短時間で決まりやすくなります。
そろえ方の一例:軟毛でツヤ重視なら「ヒートグロス S(シャンプー&トリートメント)+メルティバター バーム+グロス」。硬毛でまとまり重視なら「ヒートグロス J +メルティバター バーム+クリーム」。
使うときに意識したいポイント
より心地よく使うために、いくつか押さえておきたい点があります。まず、洗い流さないトリートメントやスタイリング剤はつけすぎないのが基本。少量ずつなじませ、足りなければ足す方が、重くならずきれいにまとまります。
また、ヒートグロスやメルティバター バームはドライヤーの熱を活かす設計なので、自然乾燥だけで済ませず、根元から毛先へしっかり乾かすと質感が出やすくなります。香りの系統もタイプごとに異なるため、実際の香りの好みも選ぶときの大切な要素です。
続けやすさが鍵:ヘアケアは1回で結果を求めるより、毎日の積み重ねで手触りの変化を感じるもの。無理なく続けられる香り・質感のタイプを選ぶことが、満足度につながります。
まとめ
ミルボン ジェミールフランは、「楽してキレイを楽しむ」をテーマに、ケアからスタイリングまで一気通貫でそろえられるシリーズです。シャンプーは軟毛向けの「ハート」、普通〜硬毛向けの「ダイヤ」、熱でツヤを出す「ヒートグロス S/M/J」に分かれ、髪質と仕上がりで選び分けられます。洗い流さない「メルティバター バーム」は夜のまとまりを翌朝までキープしやすく、スタイリングは「グロス」「クリーム」など質感で選べるのが魅力です。
ミルボン ジェミールフランの選び方|髪質別おすすめシャンプー&スタイリングをまとめました
選ぶときの軸は「髪質」と「なりたい仕上がり」の2つ。軽さが欲しいならハートやS、まとまりが欲しいならダイヤやJ、迷ったら万能なMから始めるのがおすすめです。そこにメルティバター バームとお好みのスタイリング剤を組み合わせれば、忙しい毎日でも扱いやすい髪づくりがぐっと身近になります。ドライヤーの熱を味方につけて、乾かすたびに整うツヤ感をぜひ楽しんでみてください。












